リクシルのCADデータの使い方をお探しですね。
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LIXILのCADデータを効率よく見つけて活用する方法
建築や設備の設計をしている方なら、図面作成でメーカーのCADデータを探すことがよくありますよね。必要なデータがすぐに見つかるかどうかで、作業のスピードが大きく変わってきます。
LIXILでは、自社の商品について2次元・3次元のCADデータやBIMデータを一括で検索できるサービスを提供しています。必要な図面だけを選んでダウンロードできるので、とても便利です。
この記事では、「リクシル cadデータ」を上手に探して使いこなすためのコツを、わかりやすく説明していきます。
LIXILのCAD・BIMデータって何?どんなメリットがあるの?
LIXILの公式サイトでは、同社の商品について2D図面、3Dデータ、BIMデータをまとめて検索・ダウンロードできます。
建築や設備、インテリアの設計者にとって、これらのデータはとても役立ちます。平面図や立面図の作成から、3Dでの干渉チェック、お客様向けのプレゼンテーション、BIMを使った詳細な設計まで、様々な場面で活用できるんです。
主なメリット
**精度が高い**:メーカー公式のデータなので、寸法や形状が正確です。自分で図面を描き直す必要がありません。
**時間短縮**:一から図面を作る手間が省けるので、設計作業がぐっと早くなります。
**ミスが減る**:正確なデータを使うことで、設計ミスや施工時のトラブルを防げます。
**まとめてダウンロード**:商品カテゴリごとに一括でダウンロードできるので、プロジェクト用のライブラリがすぐに作れます。
**必要な分だけ選択**:2D、3D、BIMの中から必要なものだけを選べるので、データの管理も楽になります。
基本的な検索とダウンロードの方法
ステップ1:サイトにアクセス
まず、LIXILビジネス情報の「CAD・BIMデータ」ページを開きます。
ステップ2:検索方法を選ぶ
検索には2つの方法があります:
– **品名から選ぶ**:商品名がはっきりわかっている場合
– **キーワードから探す**:商品名の一部やシリーズ名で検索
ステップ3:図面の種類を選ぶ
「図面種別」で2D・3D・BIMを切り替えられます。必要なタイプを選びましょう。
ステップ4:データを選択してダウンロード
欲しいデータにチェックを入れて、まとめてダウンロードします。
一括ダウンロードを活用しよう
たくさんの商品データが必要な場合は、「一括ダウンロードページ」からカテゴリを選ぶと効率的です。ドアならドア、窓なら窓といった具合に、商品分類ごとにまとめて取得できます。
注意点
– **JavaScript**:サイトの機能を使うには、ブラウザのJavaScriptをONにしておく必要があります
– **利用条件**:ダウンロード前に「注意事項・ご利用方法」を必ず確認しましょう
データが見つからない時の対処法
検索のコツ
**1. キーワードを変えてみる**
商品の通称と公式名称が違うことがあります。例えば「ラシッサS」で見つからない時は「ラシッサ」で検索し直してみましょう。
**2. 短いキーワードから始める**
最初は短めのキーワードでざっくり検索し、該当するシリーズを見つけてから型番で絞り込むとうまくいきます。
**3. 図面種別を広げてみる**
3Dデータがなくても2Dはある、その逆のパターンもあります。図面種別の条件を変えて探してみてください。
こんな表示が出た時は?
**「お近くの支社・支店・営業所までお問合せください」**
この表示が出る場合は、そのデータがWebで公開されていません。最寄りのLIXIL拠点に直接問い合わせるのが一番早い解決方法です。
**BIMデータが見つからない場合**
「BIMデータリクエスト」という窓口があります。ここから要望を出したり、対応状況を確認したりできます。
それでも見つからない時
– サポートのQ&Aページを確認
– お問い合わせ窓口に連絡
– BIMデータリクエストを活用
実際の仕事で上手に使うためのコツ
ライブラリの整備
**標準ライブラリを作る**
プロジェクトが始まる前に、よく使う商品のデータを一括ダウンロードして、社内共通のライブラリを作っておきましょう。
**保管場所と名前のルールを決める**
チーム全員が使いやすいよう、データの保管場所とファイル名の付け方を統一しておくと便利です。
**バージョン管理をしっかりと**
ダウンロードした日付や商品コード、バージョン情報を記録しておけば、商品仕様が変更された時にすぐ対応できます。
データの活用方法
**2Dデータの場合**
– 自社の図面基準に合わせて、縮尺や線の種類、レイヤ構成を調整
– 必要に応じて追加の寸法や注記を記入
**3Dデータの場合**
– 座標の原点や向きを確認・調整
– 他の部材と組み合わせて、干渉がないかチェック
– 施工時に必要な空間が確保できているか検証
**BIMデータの場合**
– 属性情報が見積もりや数量計算に直結するので、プロジェクト開始時に必要な属性を明確にしておく
– 設備との連携も考慮した活用を検討
品質管理のポイント
**利用条件の確認**
LIXILの利用条件と自社の図面基準の両方に適合しているか、使用前にチェックしましょう。
**出典の明記**
図面にはデータの出典を明記し、いつの時点のデータかがわかるようにしておきます。
**定期的な更新**
商品は改良や廃番になることがあるので、3ヶ月に1回程度はライブラリを見直し、最新データに更新する習慣をつけましょう。
まとめ
LIXILのCADデータサービスを上手に活用すれば、設計作業の効率が大幅にアップします。検索のコツを覚えて、チーム全体でデータ管理のルールを決めておけば、より快適に使えるはずです。
最初は慣れないかもしれませんが、一度コツを掴めば、きっと手放せないツールになりますよ。ぜひ試してみてください!
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