2tユニック車の性能表をお探しですね。
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2tユニック車の基本がよくわかる!現場で役立つ選び方ガイド
建築や土木の現場でよく見かける「2tユニック車」。小さなクレーンが付いたトラックで、荷物を運んで、そのまま吊り上げて設置までできる便利な車です。でも、いざ選ぼうとすると「どれを選べばいいの?」と迷ってしまいますよね。そこで今回は、初めての方でも分かりやすいように、2tユニック車の基本的な性能や選び方のコツをご紹介します。
2tユニック車って何?どんな時に使うの?
2tユニック車は、2トンまで積めるトラックに小型のクレーン(通称「ユニック」)を取り付けた車のことです。普通のトラックなら荷物を運ぶだけですが、この車なら運んだ荷物をそのまま吊り上げて、狭い場所や高い場所にも設置できます。
例えば、住宅地での工事や狭い工場内での機械設置など、大型クレーンが入れない場所で大活躍。3人まで乗れて、燃料は軽油、タンクには約83リットル入るので、一日中働いても余裕があります。
車幅は約1.9メートルとコンパクトなので、狭い道でも対向車とすれ違いやすく、重さは約3.7トンと適度な安定感もあります。1~2トンくらいの重い物を扱う現場には、まさにピッタリの車なんです。
どのくらいの重さまで吊れるの?安全機能は?
基本的に2tクラスは「2トンまで吊れる3段ブーム」が標準です。3段ブームというのは、クレーンのアームが3つに分かれて伸び縮みするタイプのこと。住宅地のような限られたスペースでも、しっかりと重い物を持ち上げられます。
カタログには「作業範囲図」という図が載っていて、どのくらいの高さや距離まで、どのくらいの重さの物を吊れるかが一目で分かります。ただし、実際に作業する時は、荷物の重さだけでなく、吊り具の重さや風の影響も考えて、余裕を持った計画を立てることが大切です。
安全面では、重すぎる荷物を吊ろうとすると自動で止まる「モーメントリミッター」や、高すぎる場所での作業を防ぐ「高さ制限機能」が付いています。電線や建物に接触する事故を防いでくれる頼もしい機能です。
大きさはどのくらい?荷台には何が積める?
代表的な2tユニック車のサイズは、長さ約6.1メートル×幅約1.9メートル×高さ約2.7メートル。高さが2.7メートル以下なので、工場のゲートや地下駐車場の入り口も通りやすいのが嬉しいポイントです。
荷台は長さ約3.6メートル×幅約1.8メートルで、あおりの高さは約38センチ。床面は地面から約1メートルの高さなので、荷物の積み込みもそれほど大変ではありません。3.6メートルの長い材料やちょっとした機械なら、問題なく積めるサイズです。
燃料タンクは約83リットル入るので、朝から夕方まで現場で働いても燃料切れの心配はありません。ただし、荷台の寸法はメーカーによって微妙に違うことがあるので、大きな荷物を積む時は事前にしっかり確認しましょう。
3tや4tとはどう違うの?どれを選べばいい?
もっと重い物を扱いたい、もっと遠くまで届かせたいという場合は、3tや4tクラスも選択肢に入ります。
3tクラスは3トンまで積めて、ブームは3段か4段から選べます。大きさは2tとほぼ同じで取り回しは変わらないのに、より重い荷物を扱えるのがメリットです。
4tクラスになると、長さ約8.2メートル、幅約2.3メートル、高さ約3メートルと一回り大きくなります。荷台も長さ約5.4メートルと長く、大きな材料や機械の運搬に向いています。ただし、狭い道では通れない場所も出てくるので注意が必要です。
**選び方のコツは:**
– 通る道の幅や高さに余裕があるか
– 現場に車を置くスペースがあるか
– 一番重い荷物がどのくらいの重さか
– どのくらいの距離まで届かせる必要があるか
これらをチェックして、現場に合った車を選びましょう。迷った時は、実際のカタログを見ながら専門の人に相談するのが一番確実ですよ。
最初は難しく感じるかもしれませんが、基本を押さえれば、きっと現場にぴったりの一台が見つかるはずです!
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