10tユニック車の寸法とCADデータをお探しですね。

広告

10tユニック車の寸法とCADデータの活用方法

10tユニック車は、平ボディトラックにクレーン(みんなが「ユニック」と呼んでいるアレです)を載せた、建設現場でよく見る働く車です。荷物を運んで、そのまま荷上げまでできちゃう優れもの。でも現場で使う前に、ちゃんと入り口を通れるか、クレーンを支える足(アウトリガー)を広げるスペースがあるか、上の電線に引っかからないかなど、事前にしっかり調べておく必要があります。

10tユニック車ってどのくらいの大きさ?

「10トン車」と呼ばれるクラスのトラックにクレーンを載せたもので、よくある例だと古河ユニックを載せた三菱ふそうスーパーグレートなどがあります。

**だいたいの大きさ(目安)**
– 全長:約10.17m(結構長いです)
– 全幅:約2.44m
– 全高:約3.31m

ただし、実際の車両は使うトラック(三菱ふそう、日野、いすゞなど)や荷台の長さ、クレーンの種類によって大きさが変わります。特に注意したいのは高さで、門や屋根、電線などに引っかかりやすいポイントです。

CADデータはどこで手に入る?

ありがたいことに、ユニック車の図面データを無料で配布してくれるサイトがあります。2t、3t、4t、7t、10tの各サイズが揃っていて、平面図と横から見た図(立面図)がセットになっています。

**対応ファイル形式**
– dwg(AutoCAD用)
– dxf(汎用形式)
– jww(JW_CAD用)

普通のトラック(ユニックなし)の図面もあるので、まずは荷物を運ぶだけの検討をして、必要に応じてユニック車に変更するという使い方もできます。

**大切な注意点**
これらの図面は「参考寸法」です。実際に使う車両の正確な寸法は、必ずレンタル会社や運送会社に確認してください。

現場での使い方と気をつけること

平面図でチェックすること

– 道路の幅は十分?
– カーブを曲がれる?
– 待機場所はある?
– アウトリガー(クレーンの支え足)を広げるスペースは?

立面図でチェックすること

– 屋根や梁の下を通れる?
– 電線に引っかからない?
– 木の枝は大丈夫?
– 足場に当たらない?

特に、クレーンが後ろに格納されるタイプは、荷台の後ろが高くなって障害物にぶつかりやすいので要注意です。

きれいな図面を作るコツ

レイヤー分けをしよう

– 車体
– クレーン(しまった状態)
– アウトリガー(収納時/展開時)
– 安全な余裕スペース
– 車の通り道

寸法をしっかり入れよう

– 全長、全幅、全高
– 荷台の高さ
– ミラーも含めた幅
– 最低限必要なスペース

色分けで分かりやすく

クリアランス(余裕)の部分を色分けすると、誰が見ても分かりやすい図面になります。

最後のチェックリスト

図面ができたら、これらを確認しましょう:

✅ 実際に使う車の寸法と合っている?
✅ 図面の縮尺は正しい?
✅ 一番狭いところも通れる?
✅ 回転するスペースはある?
✅ 上の障害物は大丈夫?
✅ アウトリガーを設置できる?
✅ 誘導員の配置は決まった?
✅ 道路使用許可は必要?
✅ 現場の連絡先は書いてある?

これらをしっかり押さえておけば、10tユニック車を使った工事計画も安心です。事前の準備が現場での安全と効率につながりますので、面倒がらずにしっかりチェックしておきましょう。

広告