Jw_cadの車両図形の使い方をお探しですね。
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Jw_cadで使う車両図形の完全ガイド!入手から活用まで
図面で駐車場の計画や搬入経路を検討するとき、Jw_cadでパッと呼び出せる「車両図形」があると作業がグンと楽になります。最近は無料で使える質の高いデータが増えて、普通の乗用車から大型トラック、建設機械まで色々と手に入るようになりました。この記事では、どこで入手すればいいか、Jw_cadでの使い方、見栄えよく仕上げるコツ、データ変換で気をつけることなど、実際の仕事で困らないポイントをまとめてご紹介します。
車両図形って何?どこで手に入るの?
「jw 車両図形」というのは、Jw_cadで使える車やバイク、重機などの2D図形データのことです。上から見た平面図、正面図、横から見た側面図の3つがセットになっているものが多く、駐車場のレイアウトや道路の使用計画、工事現場の計画図面、お店や住宅の設計で大きさを確認するのにとても便利です。
データの形式はjww形式のほか、dxfやdwgファイルが一般的。AutoCADのダイナミックブロック(クリックで平面・正面・側面を切り替えられる機能)もありますが、これはJw_cadでは動かないので、Jw_cad用には最初から3つの図面が分かれているデータを選んだ方がスムーズです。
最近は新しい車種をまとめた無料サイトや、Vectorなどで公開されている工事用重機の図形も人気です。ダウンロードする前に、利用条件(商用利用OK?改変OK?)と、縮尺や年式がちゃんと書かれているかを必ずチェックしましょう。実際の車はグレードや装備で大きさが変わるので、最終的にはメーカーの正式な図面で確認するのが基本です。
ダウンロードから図面に配置するまでの手順
まずは使いたい車種・年式・図面の種類を選んで、できればjww形式でダウンロード。なければdxf、dwgの場合は互換性の高いバージョン(2004形式など)に変換してから読み込みます。
Jw_cadで開いたら、縮尺と単位(多くはmm単位)を確認して、ホイールベース(前後タイヤの距離)や全長で寸法をチェック。問題なければ必要な部分を「図形登録」して、自分用のライブラリ(車種別フォルダ)に整理しておくと次回からすぐ使えます。
配置するときは、前のタイヤの中心や車の中心を基準点にすると回転や移動が簡単です。平面図・側面図・正面図はレイヤを分けて、表示を切り替えて図面の種類に対応。駐車枠や車止めは別のレイヤにして、透明感のある編集ができるよう線の色や種類を調整しましょう。
AutoCADのような自動切り替え機能が使えない分、Jw_cadでは「図面ごとに図形を準備」「レイヤで表示切り替え」の仕組みを整えるのが効率アップのポイントです。
見やすくてわかりやすい図面にするコツ
縮尺が変わると線の太さや文字の大きさの見え方が変わってしまうので、車の輪郭は一目でわかる太さ、内部の細かい部分は細い線、最小回転半径や車幅の限界線は一点鎖線など、役割に応じて線の種類を決めておきます。
平面図では、タイヤの外形・前のタイヤの位置・はみ出し部分をはっきり描くと、歩行者の通路や建物との干渉チェックが早くできます。側面図・正面図は高さ制限の確認に便利で、ひさしや梁の下、シャッターの開口部との余裕寸法を横に書いておくと説明力がアップします。
車名・全長×全幅×全高・ホイールベース・最小回転半径は図形の近くに小さく注記。グレード差がある場合は「代表値」「参考寸法」と断りを入れましょう。提出用の図面では、グレー塗りのシンプル版と、検討用の詳細版を用意して、相手や段階に応じて使い分けるとプロっぽく仕上がります。
データ変換と申請図面での注意点(トラブルを避けるために)
dxf/dwgファイルを取り込むとき、よくあるトラブルは:曲線が直線になって角ばる、模様が消える、線種の大きさがおかしくなる、文字が化けるなどです。取り込んだらすぐに「寸法チェック→線種の大きさ調整→フォント置き換え→不要なレイヤの整理」を習慣にすると失敗を防げます。
元データがAutoCADのダイナミックブロックの場合、Jw_cadでは分解して普通の図形として扱う前提で整理しましょう。
道路使用許可や工事計画の申請図面では、通行帯の幅・内輪差・外輪差・停止位置・見通しの三角形など、チェック項目が増えます。車両図形は「代表的な車種」で描きがちですが、実際に使う車が決まっている場合は必ずその寸法に変更して、図面に車種・年式・資料の出典を明記しましょう。
配布サイトにある「縮尺は合わせてあるが細部は再現していない」「年式により寸法差あり」といった注記は、提出する側でも追記して誤解を防ぐと安心です。
最後に、配布元のライセンスを守ることと、社内ライブラリの更新履歴をきちんと管理することで、信頼性が高くて説明力のある運用ができるようになります。
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