縦断図のCADソフトをお探しですね。
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縦断図作成が楽になる!CADソフトの選び方ガイド
道路や河川、上下水道などの工事では、「縦断図」という図面がとても大切です。この図面があることで、地面の高低差や工事の内容を一目で把握できるんです。でも、手作業で作るとなると、とても時間がかかって大変ですよね。そこで活躍するのが、縦断図作成に特化したCADソフトです。
縦断図CADって何ができるの?
縦断図CADの一番の特徴は、「距離」と「高さ」のデータを使って、自動的に見やすい図面を作ってくれることです。現在の地面の線と、工事後の予定線を重ねて表示したり、勾配を分かりやすく示したりできます。
普通のCADソフトとの違いは、土木工事特有のルールに対応していること。例えば、縦と横の縮尺を別々に設定できたり、構造物の位置を正確に記入できたりします。
設計が変更になったときも、数値を修正するだけで図面全体が自動で更新されるので、手直しの手間がグッと減ります。これまで何時間もかかっていた作業が、数分で終わることも珍しくありません。
作業がラクになる便利機能
自動作図機能
一番のお助け機能は「自動作図」です。エクセルのような表に距離や高さのデータを入力するだけで、縦断図が自動的に完成します。線を一本一本引く必要がないので、作業時間が大幅に短縮できます。
CSVファイル対応
測量で得たデータや、他のソフトで作った表をCSVファイルで読み込めるので、データの入力し直しが不要です。逆に、作成した図面のデータを表として出力することもできるので、報告書作成にも便利です。
旗揚げ機能
重要なポイントに目印(旗揚げ)を自動で付けてくれる機能もあります。橋やトンネルの位置、カーブの始点・終点などが一目で分かるようになります。
あると嬉しい追加機能
縦断図以外にも、現場で使える機能が付いているソフトもあります。
**擁壁の図面作成**:擁壁の種類を選ぶだけで、展開図と必要な材料の計算表を自動作成
**車両の軌跡図**:大型車両が通れるかどうかを確認する図面を、車種を選ぶだけで作成
**面積計算**:土地の面積を自動計算して、きれいな計算書を作成
**測量計算**:現場での測量データから図面作成まで一貫してサポート
どんなソフトを選べばいい?
電子納品対応は必須
最近の公共工事では、図面を電子データで提出する「電子納品」が一般的です。国の基準に合った形式で保存・出力できるソフトを選びましょう。
2つのタイプから選ぼう
**拡張タイプ**:普通のCADソフトに土木専用の機能を追加するタイプ。今使っているソフトがある場合は、こちらが導入しやすいでしょう。
**統合タイプ**:測量から設計、3D表示、現場管理まで全部できるタイプ。一から始める場合や、将来的に機能を増やしたい場合におすすめです。
選ぶときのポイント
– **操作の分かりやすさ**:日本語で使いやすいか
– **サポート体制**:困ったときに相談できるか
– **価格**:買い切りか月額制か、予算に合うか
– **体験版**:実際に使ってみて操作感を確認
まずは体験版で、普段の作業がどれくらい楽になるかを試してみることをおすすめします。縦断図作成の時間短縮は、きっと大きな効果を実感できるはずです。
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