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Jw_cadで住宅の図面を描こう!初心者向けガイド
Jw_cadは、日本で生まれた無料の図面作成ソフトです。住宅の間取り図を描くのにとても便利で、多くの人に愛用されています。今回は、初めてJw_cadを使う方でも迷わずに図面が描けるよう、基本的な使い方をわかりやすく説明します。
Jw_cadってどんなソフト?
Jw_cadは、もう30年以上も前から使われている歴史あるソフトです。無料で使えるのに、プロが使うような機能がたくさん詰まっています。動作も軽快で、古いパソコンでもサクサク動くのが魅力です。
特に住宅の間取り図を描くときは、日本の建築事情に合わせて作られているので使いやすいんです。DIYが好きな方や、家を建てる予定の方、小さな工務店の方にもおすすめです。
まずは基本設定をしっかりと
図面を描き始める前に、設定を整えることがとても大切です。ここをきちんとやっておくと、後の作業がずっと楽になります。
用紙サイズと縮尺を決めよう
最初に印刷のことを考えて、用紙サイズをA4、縮尺を1/50に設定しましょう。これで6畳の部屋が約6cm四方で表現されるので、イメージしやすくなります。
レイヤーを使い分けよう
レイヤーとは、透明なシートのようなものです。柱用、壁用、建具用など、用途別に分けて描くと、後で修正するときに便利です。例えば「壁だけ消したい」というときも、壁のレイヤーだけを非表示にすれば簡単にできます。
グリッドを設定しよう
日本の住宅は910mm(半間)を基本単位として設計されることが多いので、グリッドも910×910mmに設定します。これで柱の位置や部屋の大きさが決めやすくなります。
操作を楽にする設定
マウスのホイールで画面の拡大縮小ができるように設定しておくと、作業効率が格段に上がります。最初の10分でこれらの設定をしておけば、その後の1時間の作業時間を大幅に短縮できますよ。
図面を描く順番とコツ
1. 通り芯から始めよう
まずは建物の骨組みとなる中心線(通り芯)を描きます。これを最初に決めておくと、柱や壁の位置を決めるときに迷いません。
2. 柱を配置しよう
通り芯に沿って、柱を150mm四方程度の四角形で表現します。一般的には910mm〜1820mmの間隔で配置することが多いです。
3. 壁を描こう
柱と柱を結ぶように壁線を描きます。この時、スナップ機能を使うと正確な線が引けます。
4. 建具(ドアや窓)を入れよう
引き戸、開き戸、窓などの記号を適切な位置に配置します。Jw_cadには建具の記号がたくさん用意されているので活用しましょう。
5. 設備や文字を追加しよう
キッチンやお風呂などの設備記号、部屋名、方位記号などを追加します。
6. 寸法を入れよう
最後に寸法線を入れて、各部の大きさを明記します。
7. 印刷前の確認
用紙の向き、縮尺、線の太さなどを確認してから印刷しましょう。作業中はこまめに保存することも忘れずに!
実際に使うときの注意点
ファイルのやり取りについて
他のCADソフトとファイルをやり取りするときは、DXF形式で保存するのが安全です。図面が崩れることがあるので、受け渡し前には必ず確認しましょう。
印刷をきれいにするコツ
線の太さにメリハリをつけると、読みやすい図面になります。重要な線は太く、補助線は細くするなど、使い分けを意識しましょう。
効率アップのために
よく使う設定は「テンプレート」として保存しておくと、次回から同じ設定で始められて便利です。キーボードショートカットも覚えると、作業スピードが上がります。
まとめ
Jw_cadは無料でありながら、本格的な図面が描ける優秀なソフトです。最初は設定や操作に戸惑うかもしれませんが、基本をしっかり押さえれば、きっと思い通りの図面が描けるようになります。
何事も最初が肝心です。焦らず一つずつ覚えていけば、必ず上達しますよ。ぜひチャレンジしてみてください!
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