Jw_cadのカラー印刷で線が消える時の対処法をお探しですね。
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Jw_cadのカラー印刷で線が消える問題を解決しよう!
Jw_cadでカラー印刷をしたとき、「あれ?線が見えない!」「なんか薄くなってる…」という経験はありませんか?実はこれ、よくあるトラブルなんです。特に画面の背景を黒にしている人ほど遭遇しやすくて、ちょっとした設定の違いが原因になっています。
でも安心してください。多くの場合、図面データをいじらなくても設定を変えるだけで直せるんです。順番に見ていきましょう。
一番多い原因:画面では白い線なのに印刷すると消える
よくあるのが「画面では白い線として見えているのに、印刷すると真っ白になって消えちゃう」パターンです。
普通、Jw_cadでは「線色2」を使うと、画面では白く表示されて印刷では黒になるはずなんです。でも、設定をいじっているうちに印刷時も白のままになってしまうことがあります。用紙も白なので、当然線は見えなくなってしまいます。
背景が黒だと画面上では問題なく見えるので、印刷するまで気づかないのが困ったところですね。
解決方法:印刷時の色を黒に戻そう
修正は意外と簡単です。以下の手順で進めてみてください。
1. メニューから「設定」→「基本設定」を選ぶ
2. 「色・画面」タブを開く
3. 問題になっている線色(例:線色2)の「プリンタ出力 要素」をチェック
4. もしR255/G255/B255(白)になっていたら、R0/G0/B0(黒)に変更する
これで印刷時にはちゃんと黒い線で出力されるようになります。
**注意点:** 「画面 要素」の方をR0/G0/B0にしてしまうと、背景が黒の場合は画面上で線が見えなくなってしまうので気をつけてくださいね。
複数の色を使っている図面なら、他の薄い色(グレーや淡い色)も同じように確認して、白っぽい設定を避けるようにしましょう。設定を変えたら、印刷プレビューと実際の印刷の両方で確認するのがおすすめです。
線が薄すぎる・細すぎる場合の対処法
線は見えるけど薄くて見づらい場合は、色だけでなく線の太さやプリンタの設定も見直してみましょう。
線の太さを調整する
Jw_cadで極端に細い線(0.05mm程度)をたくさん使っていると、プリンタによってはかすれたり見づらくなったりします。
– よく使う線:0.13〜0.18mm以上
– 重要な輪郭線:0.25mm程度
このくらいを目安にすると、印刷でもはっきり見えるようになります。
プリンタの設定をチェック
プリンタドライバがモノクロ(グレースケール)になっていると、色が薄く見えることがあります。カラー出力に設定して、濃度や品質も高めに設定してみてください。
どうしてもうまくいかない場合は、一度PDFで出力してからプリントすると、色の再現が安定することもありますよ。
それでもダメなときのチェックポイント
まだ線が消える場合は、以下も確認してみてください。
重なり順を確認
白い塗りつぶしや画像が線の上に重なっていると、印刷では線が隠れて見えなくなることがあります。塗りつぶし要素を背面に移動するか、ハッチング(斜線など)に変更してみましょう。
その他の設定もチェック
– レイヤが印刷対象になっているか
– 線種のスケール設定が小さすぎないか
– 縮尺変更の影響がないか
これらも合わせて確認してみてください。
今後のトラブルを防ぐコツ
問題が解決したら、以下のことをしておくと今後安心です。
1. **設定をテンプレート化**:正しい設定をテンプレートとして保存し、職場で共有する
2. **新しいプリンタでは必ずテスト**:プリンタやドライバを変更したら、まず試し刷りで色と線の太さを確認する
3. **定期的な設定確認**:他の線色も「プリンタ出力 要素」が白や薄い色になっていないか時々チェックする
ちょっとした設定の違いで起こる問題ですが、一度覚えてしまえば簡単に解決できます。きれいな図面を印刷して、作業効率をアップさせましょう!
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