Jw_cadの練習方法をお探しですね。
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Jw_cadを始めるなら、まずは平面図から練習しよう!
Jw_cadを初めて触る人は「何から始めればいいの?」って迷いますよね。実は、上達の近道は実際の仕事で使うような流れで練習することなんです。特に建築の平面図がおすすめ!通り芯を引いて、壁を描いて、文字や寸法を入れて、最後に仕上げるという一連の流れで、Jw_cadの基本がしっかり身につきます。最初は手順を見て覚えて、次に実際にやってみる。この2段階で進めていきましょう。
練習を始める前に知っておきたいこと
練習するときは「何のために」「どんな手順で」「どのくらい繰り返すか」を決めておくと効果的です。目標は「ちゃんとした図面を一人で描けるようになること」。そのために、平面図で大事な5つの要素(通り芯・壁・文字・寸法・図枠)を毎回同じ順番で描く練習をします。
最初の1回目は実際に描かずに、「画面のどこを見て」「何を考えて」「どのボタンを押すか」をじっくり観察してください。2回目から実際に手を動かすと、理解が深まります。
Jw_cadで覚える基本操作は、線を引く・平行線を引く・線を伸ばす・コピーする・移動する・消す・寸法を入れる・文字を書く・レイヤを使う、これだけです。完璧を目指さず、「通り芯がきちんと引けているか」「壁の厚さが統一されているか」「寸法と実際の大きさが合っているか」の3つをチェックできれば十分。これで図面らしく見えるようになります。
平面図の基本:通り芯と壁を描いてみよう
まずは通り芯から始めましょう。用紙のサイズと縮尺を決めたら、基準となる点から等間隔に通り芯を引いていきます。「複線」という機能を使うと、平行線が簡単に引けて便利です。通り芯は専用のレイヤ(層のようなもの)に入れて、細い線で描くと見分けやすくなります。
次に壁を描きます。外側の壁から始めて、「複線」で壁の厚み分だけ内側に線を引きます。ドアや窓の部分は「伸縮」や「部分消去」で開けていきます。斜めの壁がある場合は、「垂直スナップ」を使うと直角をきれいに保てます。室内の仕切り壁も同じように「複線」で厚みを作って、交点で線を整えていきます。
描いている途中で、実際の寸法と合っているかを確認することが大切です。「測定」機能や「寸法」を仮に入れてみて、想定していた大きさになっているかチェックしましょう。通り芯と壁は別々のレイヤに分けておくと、表示したり隠したりできて作業しやすくなります。
文字・寸法・図枠で本格的な図面に仕上げよう
骨組みができたら、通り芯に記号(A・B・C や 1・2・3 など)を付けていきます。丸や楕円の記号と文字を組み合わせて作ります。文字の大きさや間隔、角度を決めて、これも専用のレイヤに入れましょう。部屋の名前、面積、方位、縮尺、図面のタイトルなども追加して、読みやすく整列させます。
寸法は段階的に入れていきます。まず通り芯の間隔、次に建物全体の大きさ、最後にドアや壁の細かい寸法という順番です。縮尺に合わせて矢印や文字の大きさを統一し、寸法の補助線が壁と重ならないように配置します。
最後に図枠を配置して、図面番号・作成日・作成者などを記入します。線の色や太さを整えて、印刷設定(線の間隔や濃さ)を調整し、縮尺が正しく表示されているかを確認します。印刷プレビューで「ちゃんと読める図面になっているか」を必ずチェックしましょう。
困ったときの解決方法と上達のコツ
練習中によくある問題は、ちょっとしたコツで解決できます。文字がバラバラに配置されてしまったら「整列」機能で一発整理。寸法や線の長さを確認したいときは「測定」機能が便利です。斜めの線に垂直な線を引きたいときは「垂直スナップ」、途切れた線をつなげたいときは「伸縮」や「端点結合」を使いましょう。
間違って消してしまうのを防ぐには「部分消去」と「全消去」を使い分けます。レイヤの移動で線の属性を整理することも大切です。縮尺が合わないときは、図枠の設定・寸法のスタイル・用紙の倍率の3つを見直してみてください。
上達への道筋はこんな感じです:
1. ワンルームの平面図(今回の内容)
2. ドアや設備の記号を追加
3. 立面図・断面図の基礎
4. 詳細図や納まり図への応用
どのステップでも「通り芯→壁→文字→寸法→図枠」の流れを繰り返すことで、自然と手が動くようになります。作業時間を測って、同じ図面を3回繰り返してどのくらい早くなったかを記録すると、成長が見えてやる気も続きますよ!
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