Jw_cadについて情報をお探しですね。

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無料で使える国産CAD「Jw_cad」って実際どうなの?特徴から使い方まで徹底解説

パソコンで設計図や製図を作るとき、CADソフトは絶対に必要ですよね。でも、本格的な有料ソフトって結構なお値段がして、個人や小さな会社だとなかなか手が出しにくいのが現実。そんなときに頼りになるのが、日本で長年愛され続けているフリーの2次元CADソフト「Jw_cad(ジェイダブリューキャド)」なんです。完全無料で使えるのに、プロの現場でもバリバリ活躍している優れもの。今回は、このJw_cadの魅力や使い勝手について、詳しくご紹介していきます。

そもそもJw_cadって何?どうやって生まれたの?

Jw_cadは、1997年に清水治郎さんと田中佳史さんというお二人によって開発された、純国産のフリーCADソフトです。Windows専用で動くこのソフト、日本の建築・設計業界では知らない人がいないほど有名なんです。「JW」という名前は、元々のファイル形式から取ったもので、シンプルで安定した動作が自慢。無料とは思えないほど本格的な機能が詰まっていて、建築や土木の専門的な仕事にもしっかり対応できちゃいます。開発から20年以上経った今でも、定期的にバージョンアップされていて、2025年現在は「Ver.10.01.2」が最新版として配布されています。

どんなことができるの?Jw_cadの便利な機能たち

Jw_cadは2次元の図面作成に特化していて、建築図面や設計図を描くのに必要な機能がしっかり揃っています。直線や曲線、円や楕円を描くのはもちろん、寸法を入れたり、レイヤーで図面を整理したり、文字を入力したり、図形をコピペしたりといった基本的な作業は朝飯前。操作も右クリック中心で直感的にできるようになっているので、CAD初心者でも「なんとなく」で使い始められるのが嬉しいポイントです。

ファイル形式も独自の「.jww」だけじゃなく、DXF形式など他のCADソフトとのやり取りにも対応しているので、取引先との図面のやり取りもスムーズ。さらに、ユーザーの皆さんが作ったプラグインや部品データもネット上にたくさんあるので、自分好みにカスタマイズして使うこともできるんです。

導入から使い始めるまでの流れ

Jw_cadを始めるのは本当に簡単。公式サイトからダウンロードして、普通のソフトと同じようにインストールするだけです。Windows 8、10、11に対応しているので、よほど古いパソコンでない限り問題なく動きます。インストールが終わったらすぐに使い始められるし、画面もすべて日本語なので迷うことはありません。

「でも、CADなんて使ったことないし…」という人も大丈夫。Jw_cadは利用者がとても多いので、入門書や解説サイト、YouTube動画なんかもたくさんあります。公式サイトには質問掲示板もあるし、ネット上にもユーザー同士で情報交換できる場所がいっぱい。困ったときのサポート体制は、有料ソフトに負けないくらい充実しているんです。

Jw_cadの良いところ、ちょっと気になるところ

やっぱり一番の魅力は「タダで使える」ことですよね。個人はもちろん、小さな設計事務所や工務店でも、お金をかけずに本格的な図面が作れちゃいます。ライセンス管理も面倒じゃないし、複雑な認証手続きもなし。しかも日本で作られたソフトなので、日本の建築業界の慣習やニーズにピッタリ合っているのも大きなポイントです。

ただし、ちょっと注意したい点もあります。AutoCADなど海外の有名CADソフトとは操作方法が結構違うので、そっちに慣れている人は最初戸惑うかもしれません。また、基本的に日本語版しかないので、海外のスタッフと一緒に仕事をするときはちょっと不便かも。でも、日本国内での設計業務や個人的な学習用としては、これほどコスパの良い2D-CADソフトはなかなかありません。

長年多くの人に愛され続けているのも、納得の実力と使いやすさがあるからこそ。CADを始めてみたい人にも、コストを抑えたい事業者の方にも、Jw_cadは本当におすすめできる優秀なソフトです。無料で始められるので、まずは気軽に試してみてはいかがでしょうか?

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