Jw_cadの図面をワードに貼り付ける方法をお探しですね。

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Jw_cadの図面をWordに上手に貼り付ける方法

提案書や申請書類をWordで作るとき、「Jw_cadで描いた図面をきれいに載せたい」と思うことってありますよね。でも、適当に貼り付けてしまうと、印刷したときに線がつぶれたり、文字が読めなくなったりして困ることも。

そこで今回は、図面を見栄えよくWordに貼り付けるコツを、実際の作業で使えるレベルで説明していきます。

どの方法で貼り付けるか決めよう

Jw_cadの図面をWordに貼る方法は、大きく分けて3つあります。

**1. 画像として貼り付ける(PNG、JPEG、BMP)**
一番簡単で失敗が少ない方法です。写真と一緒に載せる資料にも向いています。ただし、あまり大きくすると画像が荒くなるので、ページの中で小さめに使うときにおすすめです。

**2. ベクター形式で貼り付ける(EMF、WMF)**
線がなめらかで、大きく印刷しても崩れません。細かい線がたくさんある平面図や詳細図にぴったり。ただし、パソコンの環境によっては線の種類や色の表現が変わることがあるので、確認が必要です。

**3. PDFで貼り付ける**
レイアウトがくずれにくく、大きな図面でも安定して扱えます。印刷の品質を重視するなら、この方法が一番確実です。

どの方法を選ぶかは、資料を何に使うか(画面で見るだけか、印刷して配るか)と、どのくらいの大きさで載せるかで決めましょう。

画像で貼り付ける:きれいに見せるコツ

画像での貼り付けは、初心者の方にも一番おすすめの方法です。

まず、Jw_cadで必要な部分だけが表示されるように調整します。いらない線や文字は非表示にしておきましょう。

次に、Jw_cadの画像出力機能を使って、PNG形式などで保存します。このとき大切なのは、十分に大きなサイズで出力すること。Word上で最終的に表示したいサイズの2〜3倍くらいの大きさで出力しておくと、印刷してもきれいに仕上がります。

文字がつぶれないように、図面の文字や線をちょっと太めに設定するのもポイントです。

Wordでは「挿入」→「画像」から貼り付けて、「レイアウトオプション」を「四角形」にすると、自由に位置を調整できます。貼り付けた後は、画像が自動で圧縮されて劣化しないよう設定を変更しておくと安心です。

ベクター形式で貼り付ける:拡大印刷でもきれいに

大きく印刷しても線がなめらかに出るベクター形式は、パネル展示や細かい部分を見せたいときに便利です。

方法は2つあります。1つ目は、Jw_cadで範囲を選んでコピーし、Wordで「形式を選択して貼り付け」から「図(拡張メタファイル)」を選ぶやり方。2つ目は、専用のツールを使ってEMFファイルを作ってから挿入する方法です。

貼り付けた後は、必ず印刷プレビューで確認しましょう。線が細すぎて見えなくなったり、点線のパターンが変わったりしていないかチェックします。もし見づらい場合は、Jw_cadで線を黒色に統一したり、少し太くしたりして調整し直すときれいになります。

PDF挿入で確実に:最後の仕上げも大切

図面を正確に表示したいなら、PDF形式が一番安全です。Jw_cadから「Microsoft Print to PDF」で出力し、Wordの「挿入」→「オブジェクト」でPDFファイルを挿入します。

どの方法を使うにしても、最後の仕上げが大切です:

– Wordの余白設定を調整して、図面の周りの無駄な空白をなくす
– 縮尺が重要なら、図面にスケールバーを描いておく
– 文字化けを防ぐため、フォントは標準的なもの(MSゴシックなど)を使う
– 図の位置がずれないよう、レイアウト設定をしっかり固定する

図面を頻繁に更新する場合は、「リンクして挿入」にしておくと、元の図面を変更したときに簡単に差し替えできて便利です。

まとめ

Jw_cadの図面をWordにきれいに貼り付けるには、用途に合った方法を選んで、解像度や線の太さ、レイアウトをきちんと調整することが大切です。最初は少し手間に感じるかもしれませんが、慣れてしまえば見栄えの良い資料が効率よく作れるようになりますよ。

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