Jw_cadの図面をDWGに変換する方法をお探しですね。
広告
Jw_cadの図面をDWGに変換する方法:失敗しないコツを教えます
建築や設計の仕事をしていると、Jw_cadで作った図面をAutoCADのDWG形式に変換しなければならない場面がよくありますよね。取引先がAutoCADを使っていたり、会社でDWGが標準だったりすると、変換は避けて通れません。でも、よくあるDXF経由の変換だと、文字が化けたり線がおかしくなったりと、トラブルがつきもの。この記事では、そんな悩みを解決する実用的な方法をご紹介します。
なぜJw_cadからDWGへの変換は難しいの?
実は、Jw_cad自体にはDWGで直接保存する機能がありません。通常はDXFという中間ファイルを経由するのですが、これが曲者なんです。
よくある失敗例:
– 文字のフォントが変わって、レイアウトが崩れる
– 線種や点線のパターンがおかしくなる
– 寸法の表示が変わってしまう
– レイヤーの名前や設定が思った通りにならない
これらの問題を避けるには、DXFを経由せずに直接DWGに変換してくれる専用のツールやサービスを使うのが一番です。AutoCADとの相性を考えて作られた変換エンジンなら、元の図面により近い状態で変換できます。
手軽なオンライン変換:DAREを使ってみよう
「すぐに変換したい」「特別なソフトをインストールしたくない」という方には、オンラインサービスがおすすめです。
DARE ONEでシンプル変換
システムメトリックス株式会社の「DARE」シリーズは、建設業界でよく使われている変換サービスです。使い方はとても簡単:
1. ブラウザでDAREのサイトを開く
2. JWWファイルをドラッグ&ドロップ
3. 変換先でDWGを選んで実行
4. 完了したらダウンロード
内部では、AutoCAD互換CADの「IJCAD」の技術が使われているので、変換の精度が高いのが特徴です。
DARE BOXでもっと便利に
最新の「DARE BOX」なら、クラウドストレージとの連携も可能。BoxやDropboxに保存した図面を直接変換できて、ブラウザ上で図面をプレビューすることもできます。
スマホアプリ「DARE BOX Mobile」を使えば、外出先でもDWGやJWW、PDF、さらには3D CADまで見ることができるんです。7日間の無料体験があるので、まずは試してみるのがいいでしょう。
セキュリティ重視ならオフライン変換:DARE Toolbox
「社外秘の図面だからネットにアップできない」「会社のセキュリティポリシーが厳しい」という場合は、パソコンにインストールして使うオフライン版がおすすめです。
DARE Toolboxの魅力
– ネットワークに繋がなくても変換できる
– 大量の図面をまとめて一括変換
– オンライン版と同じ高精度な変換エンジン
AutoCADはJWWファイルを直接開けないので、まずToolboxでDWGに変換してからAutoCADで開く、という流れが効率的です。
導入前には、会社で使っているフォントやレイヤーのルールに合うかどうか、テスト変換で確認しておくと安心です。
きれいに変換するためのコツ
変換の品質を上げるには、事前の準備と事後のチェックが大切です。
変換前の準備
**フォントの確認**
– Jw_cadで使っているフォントと、AutoCADで表示されるフォントの対応を調べておく
– 文字の幅や改行位置が変わる可能性があることを想定
**線種・線幅の整理**
– 図面の尺度を整理しておく
– ハッチング(塗りつぶし)の密度が適切かチェック
**レイヤー名の統一**
– 特殊な文字は使わない
– 用途が分かりやすい名前にする
変換後のチェックポイント
変換が完了したら、必ず以下の点を確認しましょう:
– 文字化けはないか
– 寸法の位置や数値は正しいか
– ハッチングが抜けていないか
– 線の種類や太さは適切か
最初はビューワーでざっと確認し、その後AutoCADで詳しくチェックするのが効率的です。
セキュリティも忘れずに
オンラインサービスを使う場合は、会社のセキュリティルールを必ず確認してください。
– 社外秘の図面:オフライン変換
– 一般的な図面:オンライン変換
というように使い分けるのが基本です。クラウドサービスと連携する場合は、ファイルの保存場所や管理方法についても事前に決めておきましょう。
まとめ
Jw_cadからDWGへの変換は、適切なツールと方法を選べば、それほど難しいものではありません。オンラインの手軽さを取るか、オフラインの安全性を取るか、用途に応じて選択してください。
何より大切なのは、変換前の準備と変換後のチェックです。最初は少し手間に感じるかもしれませんが、慣れてしまえば品質の高い変換が安定してできるようになります。
ぜひこの記事を参考に、スムーズな図面変換を実現してくださいね。
広告