jwwアプリをお探しですね。
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スマホで図面チェック!jwwアプリで現場作業がもっと楽になる
図面を確認したいとき、わざわざPCを起動するのって面倒ですよね。そんなときに便利なのが、Jw_cadの図面ファイル(.jww/.jwc)をスマホやタブレットで簡単に開ける「jwwアプリ」です。現場での確認作業や打ち合わせ、移動中のチェックなど、重いノートPCや図面の束を持ち歩かなくても済むようになります。今回は、Android向けの「JW_cad Viewer」を例に、どんなことができるのか詳しく紹介していきます。
jwwアプリって何?図面をポケットに入れて持ち歩こう
jwwアプリは、Jw_cadで作った図面ファイル(JWWやJWC形式)をスマホで見るためのアプリです。中でも「JW_cad Viewer」は、JWWやJWCはもちろん、DXFファイルまで読み込めるAndroid用の無料アプリです。
このアプリがあれば、図面の拡大や縮小、画面移動は当たり前。さらに、レイヤーの表示・非表示を切り替えたり、2点間の距離を測ったりと、実際の仕事で使える機能がしっかり備わっています。
もちろん、PCでの本格的な編集作業には敵いませんが、「ちょっと寸法を確認したい」「現場で図面をサッと見たい」といった場面では本当に重宝します。公式のJw_cadアプリではありませんが、無料で使えて(広告は表示されます)、多くの人に愛用されています。
できることいろいろ:レイヤー操作から寸法測定まで
JW_cad Viewerの一番便利なところは、レイヤーを自由に操作できることと、正確な寸法が測れることです。
図面を開いたら、まずはレイヤー設定をチェックしてみましょう。必要な部分だけを表示して、ごちゃごちゃした図面をスッキリ見やすくできます。レイヤーやレイヤーグループごとに表示・非表示を切り替えられるので、「配管だけ見たい」「構造だけ確認したい」なんて使い方もOKです。
寸法を測りたいときは、画面右下の「+」ボタンから「寸法計測」を選んで、測りたい2点をタップするだけ。水平、垂直、斜めの距離が一度に表示されるので、とても便利です。
さらに便利なのが「スナップ機能」。これをONにしておくと、線の端点や中心点、線上の点にカーソルがピタッと吸着してくれます。カーソルが赤く変わったら吸着している合図なので、より正確な測定ができますよ。ただし、交点スナップは図面が複雑だと動作が重くなることがあるので、様子を見ながら使ってくださいね。
DXFファイルで文字が化けてしまう場合は、設定画面でエンコード(文字コード)を変更できます。シフトJIS、ISO-8859-1、UTF-8から選べるので、日本語の図面もきちんと表示されるはずです。
実際の使い方とちょっとしたコツ
使い方はとってもシンプルです。まず、画面右下の「+」をタップして「ファイル読み込み」を選び、見たいJWW、JWC、DXFファイルを選択します。図面が表示されたら、指でピンチして拡大縮小、ドラッグで画面移動ができます。
図面がごちゃごちゃして見づらいときは、最初にレイヤー設定で不要な部分を非表示にするのがコツです。必要な情報だけが見えるようになって、グッと見やすくなります。
寸法を正確に測りたいなら、スナップ機能をONにしておきましょう。線の端点や線上にカーソルが自動で吸着するので、測定ミスが減ります。ただし、交点スナップは処理に時間がかかることがあるので、動作が重いと感じたらOFFにしてみてください。
測定を終了したいときは、もう一度測定ボタンを押すか、表示されている枠の「×」をタップすればOKです。
DXFファイルで文字化けが起きたときは、エンコード設定を変更してみてください。日本語の図面なら「シフトJIS」にすると解決することが多いです。
知っておきたい制限事項と安全性について
便利なアプリですが、いくつか制限もあります。
まず、画像ファイルは図面に埋め込まれているもの以外は表示されません。また、文字のフォントやスタイルは完全には再現されず、「ランダム線」という線種にも対応していません。使っているファイルマネージャーによっては、うまくファイルが開けない場合もあります。
このアプリは無料で使える代わりに広告が表示されます。また、公式のJw_cadアプリではないので、何かトラブルがあっても作者さんがサポートしてくれるとは限りません。
プライバシー面では、基本的に他の人にデータが共有されることはありませんが、位置情報やアプリの使用状況などが収集される場合があります。また、一度収集されたデータは削除できないようです。
とはいえ、Google Playストアでの評価は高く、数万人がダウンロードして使っています。PCで図面を作って編集し、スマホで確認するという使い分けをすれば、現場での作業効率がグンと上がる便利なツールになりますよ。
重い図面や分厚いノートPCを持ち歩く日々から解放されて、もっとスマートに仕事してみませんか?
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