Jw_cadの寸法変更の方法をお探しですね。

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Jw_cadの寸法変更を完全攻略!値・文字・矢印をまとめて調整する方法

Jw_cadで図面を描いていると、「この寸法値、間違ってる!」「文字の大きさがバラバラで見づらい…」「矢印が大きすぎて邪魔」なんてことがよくありますよね。これらは全部”寸法変更”で解決できるんですが、操作方法がいくつかあって迷ってしまうもの。そこで今回は、実際の作業の流れに沿って、わかりやすく解説していきます。

【基本編】寸法値をサクッと変更する

まずは一番よく使う、寸法値の直接編集から。これができれば、ほとんどの修正は解決します。

**手順はとっても簡単:**
1. 作図ツールバーの「寸法」をクリック
2. ステータスバーで「寸法値」を選択
3. 変更したい数値を右ダブルクリック
4. 新しい値を入力してOK

これだけ!数値の前後に「Φ25」や「R12.5」みたいな記号も追加できるので、直径や半径の表記も楽々です。

**ちょっと注意:** 実際の寸法と違う値を入れるときは、図面に注記を入れるなど、後で見る人が混乱しないよう気をつけましょう。

【精度重視】測って入れる・計算して入れる

「正確な値を入れたい」「計算が必要」というときは、編集ダイアログの便利機能を使いましょう。

「2点間」で実測値を自動取得

画面上で2点をクリックするだけで、その距離を自動計算して寸法値に入れてくれます。既存の図形に合わせて寸法を修正したいときにとても便利。

「数表」で計算結果を直接入力

内蔵の電卓機能で、足し算引き算はもちろん、三角関数や平方根まで計算できます。
– 板厚×枚数
– 勾配から求める長さ
– √(a²+b²)

こんな計算も、わざわざ電卓を使わずにその場で完結。計算ミスも防げて一石二鳥です。

【効率化】文字サイズを一気にそろえる

他の会社からもらった図面や、縮尺の違う図面を扱うと、文字サイズがバラバラになりがち。そんなときは「範囲選択+属性変更」で一括調整しましょう。

**操作のコツ:**
1. 範囲選択で対象を囲む(始点は普通にクリック、終点は**右クリック**で確定)
2. コントロールバーの「属性変更」をクリック
3. 寸法文字高を指定してOK

**重要ポイント:** 範囲選択の終点は必ず右クリックで!左クリックだと文字が選択されません。

図形が一緒に選ばれても大丈夫。寸法文字だけがきちんと変更されます。

【見た目調整】矢印・黒丸の大きさを整える

寸法の矢印や黒丸は、図面の見やすさを左右する大切な要素です。

矢印のサイズ調整

1. 「寸法」コマンド中にコントロールバーの「設定」をクリック
2. 「寸法設定」ダイアログの「長さ」で調整
3. 縮尺に応じて最適な値を設定

**知っておきたい:** 矢印の見た目は図面縮尺の影響を受けます。1/100のような小さな縮尺ほど大きく見えるので、縮尺ごとに調整するのがポイント。

黒丸(実点)のサイズ調整

1. メニューバーの「設定」→「基本設定」→「色・画面」タブ
2. 「実点を指定半径で画面に描画」にチェック
3. 「点半径」で大きさを調整

印刷時の大きさも制御したいなら「実点を指定半径(mm)でプリンタ出力」も一緒にチェックしておきましょう。

まとめ

この方法をマスターすれば、寸法値・文字サイズ・端部記号の三拍子そろった、読みやすくてプロっぽい図面が作れるようになります。最初は操作に慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、慣れてしまえば作業効率がグンと上がりますよ!

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