Jw_cadをWindows10で使いたいのですね。

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Windows 10でJw_cadを快適に使うコツ

Jw_cadは、建設や設備の現場で長い間愛用されている日本製の2D CADソフトです。Windows 10でもサクサク動いて、昔の図面ファイル(.jwwや.jwc)もちゃんと開けるので、過去のデータを無駄にしません。ただ、Windows 10特有の設定でちょっとつまずくことがあるんです。そこで今回は、Win10でJw_cadを快適に使うためのコツを分かりやすくご紹介します。

Windows 10にJw_cadをインストールする時のポイント

Windows 10では、Jw_cadは普通のソフトとして問題なく動きます。インストールする時は、管理者権限のあるアカウントで最新版を入れるのがおすすめです。もし以前の設定ファイル(環境設定や部品データなど)がある場合は、念のためバックアップを取っておきましょう。

図面ファイルには主に2つの形式があります:
– .jww(新しい形式)
– .jwc(古い形式)

会社や協力会社とのやり取りでは、両方の形式が混じって使われることが多いです。

初めて起動したら、こんな設定を確認しておくと良いでしょう:
– 用紙サイズ
– 縮尺
– フォント
– プリンターの設定

Windows Updateで大きな更新があった後は、プリンターの動作やPDF出力の具合が変わることがあります。定期的にテスト印刷をして、サイズや線の太さ、余白が正しく出ているかチェックする習慣をつけておくと安心です。

「ファイルが違うソフトで開いちゃう」問題の解決法

「.jwwファイルをダブルクリックしたら、なぜかAdobe Readerで開いた!」なんて経験ありませんか?これ、Windows 10でよくある困った現象です。

原因は、Win10がファイルの関連付けを厳しく管理するようになったことです。古いバージョンのJw_cadだと、うまく設定が保存されないことがあります。

**解決手順はこちら:**

1. まずJw_cadを最新版に更新(管理者権限で)
2. 設定 → アプリ → 既定のアプリ → ファイルの種類ごとに既定のアプリを選ぶ
3. 「.jww」を探してJw_cadに設定
4. 候補に出てこない時は「アプリを検索」からjw_win.exeを選択

それでもうまくいかない場合は、既定のアプリを一度リセットしてから、もう一度設定し直してみてください。新しいユーザーアカウントを作って同じ手順で改善するなら、元のアカウントに問題がある可能性があります。

画面表示と印刷をキレイにする設定

高解像度のモニターを使っていると、Jw_cadの文字やボタンがすごく小さく見えたり、ぼやけたりすることがあります。そんな時は:

1. jw_win.exeを右クリック → プロパティ
2. 「互換性」タブで「高DPIスケールの動作を上書き」をチェック
3. 「アプリケーション」を選択

これで画面表示が改善されることが多いです。

**印刷をキレイにするコツ:**
– フォントは等幅で見やすいものを選ぶ
– 線の太さやピッチを用紙サイズに合わせて調整
– プリンタードライバーは最新版に更新
– PDF出力は複数の方法で試して、一番キレイなものを使う

ファイル保存は.jww形式を基本にして、取引先の要求に応じて古い形式でも保存できるようにしておきましょう。

Jw_cadをもっと便利に使う方法

Jw_cadは軽くて使いやすいのですが、電気工事や配管工事などの専門分野では、もっと特化した機能があると便利ですよね。

そんな時は、Jw_cadをベースにした専用ソフトを検討してみてください:

– **申請図面の自動作成**:決まったパターンの図面を素早く作成
– **見積もりとの連動**:図面を描きながら同時に見積書も完成
– **設備記号の自動配置**:配管や配線を効率的に描画

これらの専用ソフトは、Jw_cadの基本操作をそのまま使えるので、新しく覚えることが少なくて済みます。Windows 10でも安定して動作するものが多く、段階的に機能を拡張していけるので、無理なく導入できます。

まとめ

Jw_cadは、コツを押さえれば Windows 10 でもとても快適に使えるCADソフトです。まずは基本的な設定から始めて、必要に応じて専用機能を追加していけば、作業効率がぐんと上がりますよ。

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