TouchJW v2で同期したファイルが開けない時の対処法をお探しですね。

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TouchJW v2で同期したファイルが開けない時の解決方法

TouchJW v2で「ファイルを同期したはずなのに開けない!」という経験はありませんか?この問題は意外と複雑で、転送方法や保存場所、ファイルの状態などいろんな原因が重なって起こることが多いんです。

まずは落ち着いて「どこに、どうやって、何を」同期したのかを整理してみましょう。iTunes(Finder)を使ったのか、ファイルアプリなのか、OneDriveやDropboxなどのクラウドサービスなのか。この記事では、原因を見つける方法から再発防止まで、実際に使える手順をわかりやすく説明します。

まずは基本的なチェックから始めよう

最初に確認したいのは、ファイルがTouchJW v2アプリの中に本当に「コピー」されているかどうかです。

ファイルアプリの「このiPhone/iPad内」や、TouchJW v2のファイル一覧でファイルが見えていれば、端末に保存されています。でも、雲のマークが付いていたり、読み込み中の表示が出ているなら、実際のファイルはクラウド上にあって、端末には「ファイルがありますよ」という目印だけがある状態かもしれません。

こんな時は、まずアプリやiPhoneを再起動してみてください。機内モードになっていないか確認して、Wi-Fiにしっかり接続してから再度試してみましょう。

また、同じ名前のファイルがいくつもある場合(「図面-iPad」「図面-desktop」みたいに)や、フォルダの奥深くにファイルを置きすぎている場合も、うまく動かないことがあります。ファイル名を変えて保存し直したり、もっと浅い場所に移動させると改善することがあります。

TouchJW v2のアプリが最新版になっているかも確認しておきましょう。古いバージョンの不具合が原因の場合もあります。

転送方法ごとのチェックポイント

ケーブルでの同期(iTunes/Finder)

パソコンとケーブルで繋いで同期する場合は、以下の手順で確認してみてください:

1. パソコンと端末をケーブルで接続
2. デバイス → ファイル共有 → TouchJW v2を選択
3. 「ファイルを追加」で元のファイルを入れる
4. 一覧に表示されることを確認
5. 「同期」を実行

パソコンのOneDriveフォルダからファイルを追加する時は要注意です。ファイルが「オンラインのみ」の状態だと、実際のデータが転送されません。事前にパソコンでそのファイルを開いて、完全にダウンロードしてから追加してください。

ファイルアプリ経由

他のアプリやクラウドサービスからファイルを移す時は、「移動」や「コピー」を使って「このiPhone/iPad内 → TouchJW v2」へ保存するのが確実です。

単純にファイル一覧から開くだけだと、実際のファイルが移らずに、オフラインの時に開けなくなってしまいます。

クラウドサービス(OneDrive/Dropboxなど)

OneDriveやDropboxを使う場合は、対象のファイルやフォルダを「オフラインにする」「常に保持」に設定してから開くと失敗が少なくなります。

よくある間違いが、アカウントの取り違えです。個人用と職場・学校用のアカウントを間違えていないか、クラウドアプリの右上にあるプロフィールで確認してみてください。正しいアカウントの正しい場所にファイルがあるか確かめましょう。

メール添付

メールに添付されたファイルは、プレビュー画面の共有メニューから「TouchJW v2にコピー」や「ファイルに保存 → TouchJW v2」を選ぶとアプリ内に取り込めます。

ファイル自体に問題がある場合

図面ファイルがTouchJW v2で対応している形式かどうかも確認が必要です。

Jw_cad系の図面でも、拡張子の表記が違っていたり(.JWW/.jww)、ZIP圧縮されたまま、メールの安全機能で拡張子が変更されたりしていると開けません。まずは正しい拡張子に戻して、圧縮されているなら解凍してから転送してください。

ファイル名が長すぎたり、特殊な文字や絵文字が入っていたり、名前の最初や最後に空白があったりすると問題が起こることがあります。シンプルな名前に変更してみてください。

元のファイルが壊れていないか確認するには、パソコンのJw_cadや他のビューアで開けるかチェックしてみましょう。問題なく開けるなら、別名で保存し直してから転送してみてください。

TouchJW v2の公式サンプルファイルを端末に入れて正常に開けるかテストすると、アプリ側の問題かファイル側の問題かがはっきりします。サンプルは開けるのに自分のファイルだけ失敗するなら、ファイルの形式や破損、暗号化などが原因の可能性が高いです。

それでもダメな時の最終手段

なかなか解決しない原因として多いのが、クラウド同期の不具合です。

OneDriveでは「オンラインのみ」の状態や、同じ名前のファイルが重複している、アカウント情報に問題があるなどの理由で、アップロードやダウンロードが止まることがあります。

パソコン側のOneDriveクライアントでエラーを解消して、対象ファイルを完全にダウンロードしてから、iTunesを使うか「オフラインにする」設定をして再転送してみてください。

スマホ・タブレット側では、以下を試してみましょう:
– クラウドアプリからサインアウトして再サインイン
– 対象フォルダのオフライン設定をやり直し
– TouchJW v2内の問題ファイルを一度削除してから再コピー

最後の手段として、大切なファイルをパソコンにバックアップしてから(iTunesのファイル共有で取り出せます)、TouchJW v2を再インストールすると環境が原因の不具合が解消することがあります。

今後同じ問題を防ぐために

同じ問題を繰り返さないために、以下の4つのポイントを覚えておきましょう:

1. **端末内のTouchJW v2フォルダに実際にコピーする**:クラウド上だけでなく、端末内に実体を保存する
2. **クラウドは「常にオフライン保持」を設定**:ネットが繋がらない時でも使える
3. **転送前にパソコンで開いて確認**:ファイルが完全にダウンロードされているか確認
4. **整理整頓を心がける**:重複した名前を避けて、わかりやすい場所に保存

これらを守ることで、「同期したのに開けない」という問題の多くを防ぐことができます。

図面を扱う仕事では、現場でファイルが開けないと困りますよね。この記事の方法を試して、安心してTouchJW v2を使えるようになってください。

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