ユニッククレーンのCADデータの使い方をお探しですね。

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ユニッククレーンのCADデータを使いこなそう!設計から現場まで役立つ活用ガイド

トラックに載せるクレーンといえば、ユニッククレーンが有名ですよね。実は、このユニッククレーンの設計図(CADデータ)が公式サイトで無料でもらえるって知っていましたか?これを使えば、クレーンがトラックにちゃんと付くか、作業するときに邪魔なものにぶつからないかなど、実際に作る前にパソコンで確認できるんです。今回は、そのCADデータの探し方や使い方を、わかりやすく説明していきます。

CADデータってどこで手に入るの?何ができるの?

ユニッククレーンの公式サイトに行くと、製品のページに「カタログ・性能表・CADデータ」というメニューがあります。ここから、いろんなクレーンの設計図をダウンロードできるんです。普通のトラック用クレーンはもちろん、小さなクローラクレーンや特殊な作業車まで、幅広くそろっています。

このCADデータを使うと、こんなことがチェックできます:
– クレーンのアームが荷台や運転席にぶつからないか
– 足(アウトリガ)を広げたとき、どれくらいのスペースが必要か
– 工具箱や燃料タンクとの間に十分な隙間があるか

設計図だけじゃなく、性能表も一緒に見ることで「このクレーンで何トンまで吊れるか」「どこまで腕を伸ばせるか」もわかります。わからないことがあれば、営業所に直接聞くこともできるので安心ですね。

クレーンの種類と見るべきポイント

中型トラック用(8~15トンクラス)

このクラスでよく使われるのは、URG370AやURG340Aシリーズです。だいたい3トン弱のものを吊ることができて、腕の段数は3段から7段まで選べます。腕を一番伸ばしたときの距離は、3段なら約7.5メートル、6段なら14メートル以上になることもあります。

大型トラック用(16~20トンクラス)

もっと大きなトラックには、URG370AGやURG500AMシリーズが人気です。こちらは腕がもっと長く伸びるので、高いところや遠いところの作業に向いています。

チェックすべき数字

CADデータを見るときは、特にこれらの数字に注目しましょう:
– **アウトリガの幅**:足を広げたとき、3.6メートル、4.2メートル、4.7メートルなど、機種によって違います
– **回転部分の大きさ**:クレーンが回ったとき、どこまでスペースが必要か
– **取り付け部分の寸法**:トラックのフレームにちゃんと付くか

同じ型番でも細かい違いがあることがあるので、必ず最新の性能表と照らし合わせて確認してくださいね。

実際にCADを使って設計するときのコツ

ステップ1:まずは条件を整理

– どんなトラックに付けるか(重さ、荷台の大きさなど)
– どんな作業をするか(何トン吊る?どこまで伸ばす?)
– どんな現場で使うか(狭い?広い?)

ステップ2:候補を絞り込む

カタログと性能表を見て、条件に合いそうなクレーンをいくつか選びます。

ステップ3:CADで実際に確認

パソコンでトラックの図面とクレーンの図面を重ねて、問題がないかチェックします。特に大事なのは:
– クレーンのアームが回ったとき、運転席や荷台にぶつからないか
– 足を広げたとき、道路や隣の土地にはみ出さないか
– 重さのバランスは大丈夫か

ステップ4:現場での使い勝手も考える

図面上でOKでも、実際の現場では道が狭かったり、電線があったりします。そういうことも考えて最終チェックをしましょう。

最新情報とサポートの活用方法

ユニックは新しい製品開発にも積極的で、最近では住宅建築向けの小さなクレーン「U-CUBE」シリーズなども出しています。こういった新しい機種の情報も、同じように公式サイトから入手できます。

困ったときは一人で悩まず、近くの営業所に相談するのがおすすめです。その際は:
– 使いたいトラックの種類(16~20トンクラスなど)
– 必要な作業範囲(腕を14メートル伸ばしたいなど)
– 図面の番号や型式

これらを伝えると、より具体的なアドバイスがもらえます。

まとめ

ユニッククレーンのCADデータを上手に使えば、実際に作る前に問題を見つけて解決できます。大切なのは:

1. **CADで形の確認** – ちゃんと付くか、ぶつからないか
2. **性能表で能力の確認** – 必要な作業ができるか
3. **現場条件の確認** – 実際に使えるか

この3つをセットで確認することです。最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れれば設計の強い味方になってくれますよ。ぜひ活用してみてください!

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